教職員や地域住民がプログラミング講師になれる!  〜地域の課題を解決して世界に挑戦する講座、ついに開講〜

全国の自治体や企業とともに社会課題解決に繋がる事業の創造を行う株式会社IRODORI(東京都文京区)は、地方におけるデジタル人材育成の根本的な課題を解決するため、「ワガママLab認定ファシリテーター講座」を開講いたします。

本講座では、「デザイン思考」を活用して「たったひとりの課題」に寄り添い、社会全体の課題解決につなげる設計思想と、MIT App Inventorを活用した実践的な技術力を身につけることができ、修了者は「ワガママLab認定ファシリテーター」として認定され、地域や学校、職場で子供たちや住民向けにプログラミング教育の講座や授業を開催することが可能になります。

■講座開講にあたっての背景

デジタル技術が急速に進化する中で、教育制度の改革が求められています。政府は、次世代の子どもたちにデジタルスキルを教育し、未来に対応できる人材を育てることを重要視しており、学校教育でのプログラミング教育の導入や、デジタルスキルを習得するための社会人向けのリスキリング(再教育)プログラムも推進しています。

しかし、デジタル人材教育は特に地方で不足しており、多くの地域で深刻な課題となっています。その原因として地方では、IT企業や職業機会の限られた環境が原因でデジタル技術を学びたい若者が都市部に移住してしまいます。また、デジタル教育を支えるインフラや専門の教師が不足しており、教育の質が十分に確保されていません。

そこで、IRODORIでは専門的な技術の知識がなくても子供たちにプログラミング教育を提供できる人材を育成することで日本の地方のデジタル人材不足の課題を解決する講座を開講することにいたしました。

■ワガママLab認定ファシリテーターとは

1)AIを活用したアプリ開発の指導者になれる

MIT App Inventorを使用し、技術の知識がなくても生成AIやIoTデバイスと連携したアプリ開発の指導が可能になります。

2)課題解決の講座を実施できる

デザイン思考、STEAM教育、Computational Actionを学び、学校や行政と連携して地域課題の解決を実践する指導者として活躍できます。

3)グローバルなコミュニティに参加できる

地域課題解決に挑戦する世界中の仲間と繋がるコミュニティに参加し、国内外の大会の運営にも関わることができます。

ワガママLab認定ファシリテーター講座では、次のような能力を実践するための講座を提供します

  • 課題発見・解決能力
  • 想像力・イノベーション力
  • グローバルなコミュニケーション能力
  • 数理・データサイエンス・AIの基礎的な素養

<講座に関する情報>

日程:2024年10月4日(金)〜11月9日(土)
回数:全7回 18コマ
すべてオンラインで実施

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■ワガママLabとは

ワガママLabは、”たったひとり”の困りごとを解決するアプリを作成することを通じて、地域全体で次世代のリーダーを育成する探究学習プログラムを提供しています。全国の自治体や学校と連携し、2023年には70名、2024年には8月現在で500名を超える学生たちが参加しています。

■MIT App Inventorとは

MIT App Inventorは、マサチューセッツ工科大学が提供するプラットフォームで、ブラウザ上でブロックを組み合わせるようにしてスマートフォンアプリを作成できるシステムです。専門的なコーディング知識がなくても誰でもアプリ開発が可能で、世界中で2100万人のユーザーに利用されています。日本国内でも年間19,000人以上が活用しています。