MITベンチャーメンタリングプログラム「VMP25」で「ワガママLab」が4賞を受賞

株式会社IRODORI(代表取締役:谷津 孝啓)は、2025年11月1日に虎ノ門のCIC Tokyoで開催された第25回ベンチャーメンタリングプログラム(VMP25)ファイナルにおいて、当社プロジェクト「中高生の学びと社会変革を同時に実現するワガママLab」が3賞を受賞したことをお知らせします。

約3か月にわたるメンタリング(伴走支援)を通じて事業仮説の磨き込みを行い、「社会課題に取り組むことの重要性」を教育の現場で具体化している点が高く評価されました。
※登壇・受賞者:谷津 孝啓(株式会社IRODORI 代表取締役)/ファイナリスト認定
※ 詳細の結果はこちらからご覧いただけます。

受賞内容(当社)

  • 識学賞(副賞:書籍4冊/組織運営コンサルティング)
  • DOORCOM賞(副賞:7万円)
  • HIROメモリアル賞(副賞:10万円・MITブランケット)
  • きらぼし賞(コワーキングスペーKicSpaceHANEDAの1年間無料利用権)

当社発表テーマ:ワガママLab 「生きづらさ」は、テクノロジーで誰かの役に立つチカラに変えられる。

これまで全国で展開してきた「ワガママLab」を、もっと具体的に、そして多くの10代に届けていくために、私たちは本プログラムに参加し、事業のブラッシュアップに取り組んできました。

期間中は、IRODORIのメンバーと一緒に「誰の、どんなモヤモヤを解決したいのか」をとことん見つめ直し、ワガママLabが届けられる価値のピントをぐっと合わせてきました。

私たちの合言葉は、「ワガママを社会のリソースへ」

不登校、ひきこもり、孤立、貧困—そうした若者の“生きづらさ”を、ただ「支援が必要な状態」として見るだけでは終わらせません。
その背景にある経験や感情を、その人にしか持てない力としてすくい上げ、社会を変えていく原動力へ変えていくことをめざしています。

その中心にある考え方が、Computational Actionです。当事者の「こう感じている」「ここが困っている」という実感から課題を言葉にし、テクノロジーを使って、小さくてもいいから解決策を形にして試してみる。

中高生一人ひとりの“ワガママ(こうしたい/この困りごとを解きたい)”をスタートラインに、認定支援者が伴走しながら、企画 → プロトタイプ開発 → 仮説検証 → 社会実装 までを、一つのストーリーとしてサポートしていきます。教室の中で生まれたアイデアが、地域や行政、企業とつながり、ちゃんと社会に届いていく新たな地域共創モデルになっています。

さらに私たちは、App Inventor Foundationとの連携も深めながら、ワガママLabのメソッドを国際認定制度へと育てていくチャレンジを続けています。

日本各地で重ねてきた実践をベースに、評価と育成の基準を国際水準で整え、より多くの若者が、世界でも通用する「実装する力」を身につけられる仕組みづくりを進めています。
ワガママLabは、たったひとりのワガママ(願い・想い)から始まる小さな一歩を、社会を動かす力へ変えていくプログラムです。
「たったひとり」を起点に、テクノロジーで解決策をつくり、社会の中で試してみる。その循環を、これからも日本各地へ、そして世界へと広げていきます。

▶︎これまでの私たちの取り組み事例:Japan Wagamama Awards2026

第25回ベンチャーメンタリングプログラム(VMP25)とは

VMP(ベンチャーメンタリングプログラム)は、特定非営利活動法人日本MITベンチャーフォーラムが主催する、約3か月の伴走支援で起業家の成長とビジネスプランの進化にフォーカスしたビジネスプランプログラム。多様なバックグラウンドをもつメンターの皆様と二人三脚となってビジネスプランのアップデートに取り組むことができます。
URL:https://www.mit-vf.jp/

ワガママLabでは共に10代の挑戦を応援するパートナーを募集しています。

法人格や団体・個人は問いません。一人ひとりが挑戦ができる社会を共に目指しませんか?
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