地域の未来に、本気で挑む企業を求めています
島根県奥出雲町で、社会課題に挑むフィールドが開かれました。
町が抱えるリアルな課題を、民間企業の技術やアイデアで解決していくそれが「企業版関係人口創出プロジェクト」です。
今年も令和7年度に向け、新たな連携パートナーを募集開始。
社会貢献だけでなく、新たなビジネスチャンスを開拓できるこの挑戦に、あなたも加わりませんか?
奥出雲町が抱える“本当の課題”と向き合う
奥出雲町は、豊かな自然とともに暮らす人口約11,000人の小さな町。
しかし今、少子高齢化による担い手不足、産業の縮小、雪国ならではの暮らしの課題など、地方ならではの複雑な問題に直面しています。
「行政だけで課題は解決できない。だからこそ、企業と一緒に挑戦したい。」
そんな想いからスタートしたのがこのプロジェクトです。
昨年度は、たとえば
- ディップ株式会社による「奥出雲町での仕事体験を通じた移住・就労促進」
- 株式会社ランブリッジによる「日本一のホッケーの町を活かしたスポーツ合宿誘致」
といった取り組みが実現し、確かな成果をあげました。
▼過去の事例はこちら
https://www.town.okuizumo.shimane.jp/www/contents/1721780218070/index.html
【今年度の挑戦テーマ】
令和7年度の募集テーマは、さらに実践的・幅広い分野へと広がりました。
どれも、町に暮らす人たちの「毎日を少しでも良くしたい」という思いが込められています。
- 有機農業・スマート農業
AIやIoT、ロボット技術を活かし、化学肥料や農薬に頼らない農業の仕組みを開発。 - 移住者向けデジタルワーク支援
在宅ワーク支援やスキルアップ研修を提供し、移住者の定着をサポート。 - 地域婚活支援
町に暮らす若者たちの出会いを支え、地域コミュニティの活性化を目指します。 - 豪雪地帯特有の課題解決
再生可能エネルギーを活用した融雪システムなど、雪国ならではの暮らしを支援。 - デジタル活用促進
行政や地域企業のSNS運用・情報発信力向上を支援し、町の魅力を発信します。 - 自由提案枠
上記以外にも、企業独自の強みを活かした提案も大歓迎!
奥出雲町だからできる、3つの特長
・ 小さな町だから、小回りの利く実証ができる
行政・町民との距離が近く、リアルな現場でスピーディに検証が進みます。
・ 実績に応じたスケールアップが可能
PoC(実証実験)からスタートし、うまくいけば町の施策として正式採用・拡大も。
・ 町民と直接関わることで、事業の本質的価値を磨ける
地域の声に直接触れ、よりニーズに沿ったソリューションへブラッシュアップできます。
【企業が得られる5つのメリット】
✅ 社会課題解決に挑む企業ブランドを確立
地方創生やSDGsに本気で向き合う企業として、社外・社内にインパクトを与えます。
✅ 無償でフィールドを確保してテストマーケティング
行政支援のもと、リスクを抑えて新技術・新サービスの実証ができます。
✅ 補助金サポートあり(最大30万円/年)
最初の一歩を後押し。費用負担を軽減しながら挑戦が可能です。
✅ 課題整理済みテーマに即チャレンジ可能
官民連携で本当にニーズがあるテーマを精査済み。検討負担を減らしてすぐ動けます。
✅ 最先端技術(AI・IoT等)の地方実装モデルに貢献
地方発の成功事例として、今後のビジネス展開にも活用できます。
技術の実用化・社会実装事例として活用でき、今後のビジネス展開の武器になります。
あなたの挑戦が、誰かの希望になる
株式会社IRODORI 代表取締役 谷津孝啓
「地域課題に、本気で向き合いたい」
「社会にインパクトを与えるプロジェクトに挑戦したい」
そんな想いを持つ民間企業の皆さんへ。
あなたたちの技術、アイデア、情熱が、
奥出雲町というフィールドで誰かの笑顔につながるかもしれません。
地域に根ざした新たな可能性を、一緒に育てていきましょう。
たったひとつの挑戦が、町を、未来を、動かします。
【応募概要】
- 応募期間:令和7年4月22日(火)~5月22日(木)必着
- 事前相談:必須(※相談なしでは応募不可)
- 応募方法:指定様式にて政策企画課へメールまたは郵送
<選考ステップ>
①交付申請書提出
②審査委員会審査
③選考結果通知
④事業実施